児童精神科とはどのような診療科ですか?
児童精神科は、子どもの心の健康を専門に扱う診療科です。発達の遅れ、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、自閉スペクトラム症(ASD)、不安障害、うつ症状など、さまざまな精神的・発達的な課題に対応します。
何歳から診療を受けられますか?
初診時2〜4歳の方は小児神経外来(毎週金)、5〜16歳の方は児童精神科外来(大岡)で診療が受けられます。
薬を使うのが心配ですが、大丈夫でしょうか?
お子さんの状況に応じて慎重に薬の処方を検討します。まずは十分な説明を行い、ご家族のご理解を得た上で治療方針を決定します。不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
学校や先生と連携することはできますか?
はい、可能です。必要に応じて学校や先生と連携し、お子さんが安心して学校生活を送れるようサポートいたします。
保護者だけの相談は可能ですか?
保護者だけの相談は可能です。ただし家族相談として自費診療(22,000円)になります。
受診にかかる費用はどのくらいですか?
各種保険が適用されます。18歳未満のお子さんは自治体によって医療費助成制度がある場合がありますので、詳しくは受付でご案内いたします。
発達検査や心理検査は受けられますか?
はい、必要に応じて発達検査や心理検査を行っています。医師の判断やご相談内容により、検査の種類やタイミングをご案内します。
予約をキャンセルしたらキャンセル料とかありますか?
ご予約の変更やキャンセルをされる場合は、前日までにご連絡をお願いいたします。
  • ご連絡は、診療時間内にお電話またはWEB予約システムにて承っております。
  • 当日のキャンセルや無断キャンセルが続く場合、次回以降のご予約を制限させていただくことがございます。

現在、当院ではキャンセル料はいただいておりませんが、今後状況により設定させていただく可能性もございます。その際は事前にお知らせいたします。

  • 心理カウンセリング等、一部サービスについてはキャンセル料が発生する場合がございます。
    詳細は各サービス案内をご確認ください。
書類作成費用はいくらかかりますか?
診断書は自費の扱いになり、以下の料金を頂いております。
当院形式での診断書 5,500円
自立支援意見書 8,800円
精神保健福祉手帳診断書 8,800円
特別児童扶養手当
認定診断書
8,800円
学校に提出する
主治医意見書
3,300円
英文での診断書 11,000円
心理発達検査レポート 8,800〜
33,000円
来院時の持ち物を教えてください。
初診時は、マイナンバーカード・健康保険証・各種医療証をご持参ください。母子手帳や通知表など学校や園での様子がわかる資料をご持参いただくと診察の参考になります。定期的に服用しているお薬があれば薬手帳を、転院などの場合は紹介状や情報提供書をご持参ください。
初診はどのくらいの時間がかかりますか?
受付からお会計終了まで1時間〜1時間半ほです。
再診は何歳になるまで診てもらえますか?
現時点では終診時期の年齢的な制限をもうけておりません。ただし、児童精神科への受診を希望する方は多く、当院も児童精神科クリニックとしての社会的な責任・役割があるため、常に新しい児童〜思春期年齢の患者さんを受け入れる体制を維持する必要があります。患者さんが18歳を超えた時点で成人の精神科への通院がふさわしいと判断した場合には転院をご提案さしあげる場合があります。
1回の再診にかかる時間はどのくらいですか?
再診にかかる時間はそのときの患者さんの状況や外来全体の混み具合で変わります。一般的に初診後しばらくは長め、落ち着いてくると短めになり、平均で10~15分くらいです。
再診はどのくらい時間をとってもらえますか?
当院の再診は30分ごとに3組までの方にご予約いただく「時間帯予約制」です。診察時間は平均10分程度ですが、内容によっては20分以上かかることもあります。その日の状況に応じて調整しますので、短い日もあればじっくりお話できる日もあります。
>再診(通常)の診察時間について
再診とカウンセリング(心理面接)は何が違うのですか?
再診は医師による保険診療です。症状の確認や薬の調整、生活や学校での困りごとへの医療的な助言などを行います。
カウンセリング(心理面接)は、心理士が40〜50分かけて気持ちや行動の整理をサポートするもので、一般的に自由診療として実施されます。
>精神科外来とカウンセリングの違い
なぜ予約料(選定療養費)がかかるのですか?
当院では、初診・再診ともにできるだけ十分な時間をとって丁寧に診療するため、厚生労働省に届出を行い「予約料(選定療養費)」をいただいております。これは診察にかかる費用であり、心理検査やカウンセリングそのものにかかる料金ではありません。
>予約料(選定療養費)について
保険証や医療証は使えますか?
診察にかかる費用(診察料や検査料など)には保険証や医療証が使えますが、予約料(選定療養費)は制度上、保険や医療証の対象外となり、全額自己負担となります。
待ち時間が長くなることはありますか?
はい、内容によって診察時間が前後するため、お待ちいただくことがあります。一方で、別の日にはご自身がじっくり相談されることもあると思います。患者さん同士のご理解とご協力で外来が成り立っています。
>再診(通常)の診察時間について
長く相談したいときはどうすればいいですか?
医師としっかり話したいときは「再診30分枠」をご利用ください。また、気持ちや行動を時間をかけて相談されたい場合は、心理士による心理面接(カウンセリング)もご検討ください。
>心理療法(カウンセリング)
>再診(30分枠)のご利用方法
通常の再診で効率的に相談するにはどうしたらいいですか?
当院では、再診をご予約いただいた際に「事前問診票」をお送りしています。
この問診票にあらかじめ相談したい内容や困っていることを書いていただくと、診察当日にスムーズに話が進み、限られた時間を有効に使うことができます。
ぜひ積極的にご活用ください。
>事前問診票(再診専用)